チーズフォンデュ2005/05/20 00:01

無性にチーズフォンデュが食べたくなりました。
ネットで検索すると、「フォンデュセットが無くても、土鍋があれば大丈夫!」との情報があちこちにあります。
ただ、土鍋でやる場合、主婦的に一番気になるのがチーズの焦げ付き。 普通の鍋料理にも使う土鍋で、後片付けの手間を考えると二の足を踏んでしまいそうです。
かといって、年に何回やるか判らないのに、わざわざチーズフォンデュセットを買うのもばかばかしいなぁ、と思っていたところ、面白い情報を見つけました。
それは、「炊飯器でチーズフォンデュができます」というものです。
確かに米が炊ける機能を考えると、釜を加熱し、保温する機能があれば、チーズを焦げ付かせずに溶かせそうな気がします。

というわけで、さっそく自宅でやってみました(笑) いろんなレシピサイトを回って検討した結果、用意した材料は以下の通り。(具はお好みで)
 ・チーズ  300g
 ・片栗粉  適量(チーズ全体にまぶす程度)
 ・白ワイン 適量(チーズを溶かしながら混ぜる)
 ・牛乳   適量(チーズを溶かしながら混ぜる)
 ・コショウ  好み
 ・ナツメグ  好み
 ・キルシュワッサー 好み(最後の香り付)

白ワインだけのレシピもありますが、アルコールが強くて大人味になってしまうので、牛乳と白ワインの併用で味見をすることをオススメします。

作り方は至って簡単。炊飯釜にチーズ、片栗粉、ワインと牛乳を入れ、炊飯器をスイッチオン!時々蓋を開けて混ぜながら待つこと10~15分。見事にチーズがとけました。(始めのうちは少なめにワインを入れておいて、チーズが溶けてきたら、好みの硬さまで牛乳・ワインを追加していくと良い感じになります)
コショウ他で味をととのえたら、炊飯器を保温にして、あとはお好みの具でフォンデュが楽しめます。

今回の感想。
炊飯器の釜は内側がつるつるしているので、焦げ付きも無く、最後まで綺麗に使うことができました。食卓のど真ん中に炊飯器をドーンと置いての食事なので、客観的にはかなり愉快な状態だったと思います。夫婦二人で食べるには、この量ではチーズが少し多すぎました。次回はもうちょっとチーズの量を減らそうと思います。

この炊飯器をつかう技以外にも、金属鍋をホットプレートの上にのせれば温度調節が利きます!というものもありました。 意外と市販で出回っている、電気やアルコールランプのチーズフォンデュセットを買わなくても、おうちでお気軽にできるものなんですね。